ロックポートの靴を履きませんか
密かに人気のロックポートの靴について、いろいろ調べてみました。
自分自身の備忘録としてのサイトですが、一人でも多くの人のお役に立てれば幸いです。
ロックポートとは、米国の靴メーカーのブランド名のことであり、アメリカの靴の代名詞であるナイキのようなスポーツ用としての靴ではなく、あくまでも普通の一般向けの靴のメーカーでありながら、その最新の技術を惜しみなくウォーキングシューズに用いている、大変ユニークな存在の靴メーカーなのです。
1971年にロックポートが設立され、ほとんど宣伝などをしなかったにも関わらず、クチコミを通じてだんだんと人気が出てきて、1983年、全米足病学医師協会より足のために良い靴であるとの推奨を靴のメーカーでは初めて得ました。
それまで最新の技術を用いた靴というのは、ほとんどがスポーツをする時のことを想定して作られており、足の健康という点に関しては、あまり重要視していなかった証明でもありました。
今や日本でもロックポートは、足に良くてとても履きやすい靴であることから、人気が高まってきています。
ここ日本でも、テレビ広告をしたり、スポーツ選手とかと契約して、話題を呼ぶようなこともしていません。
にもかかわらず、じわじわと人気が高まっているのは、やはり実際に履いてみて良いから、クチコミで広まって支持されるという、本物のブランドなのでしょう。
ロックポートは、コンフォートシューズとも言われます。
このコンフォートシューズと言うのは、直訳すると快適な靴となりますが、ヨーロッパのブランドでは、足の圧力などを測定して足にあった靴を薦めてくれるようなブランドも在るのですが、アメリカ発のブランドではあまりないでしょう。
ロックポートの靴というのは、外から見たのでは決して判らないような、様々な最新の技術が詰め込まれており、靴の上の部分の素材も天然皮革を使用しているにも関わらず、撥水性がよく、汚れも付きにくくて、非常に丈夫になっているのです。
この部分にはハイドロシ-ルド加工と呼ばれるロックポートの特殊な加工の技術を用いており、天候にも左右されないで、たとえ濡れても大丈夫なように仕上げてあるのです。
これなんかは、雨の多い日本では嬉しい機能ですよね。
踵の部分でも、インソールキネティックサーキュレーターシステムと呼ばれる技術を使っていて、エアークッションの機能と、通気性の機能を併せ持っていて、ロックポートの特徴の一つと言えるでしょう。
また目立たないところなのですが、土踏まずのところのアーチになっている部分をサポートする機能にもファイバーロンシャンクと呼ばれる特殊な繊維を織込んでサポートしてあり、土踏まずの減ってきている我々現代人には、矯正の効果もあって、足に非常に良い機能でしょう。
他にもソールの部分には、グリップ性と耐久性の両方に優れているEVAの新らしい素材を使っているなど、全く手を抜かない造りになっているのです。
ぱっと見た感じでは、地味な印象を受けやすいタウンシューズなのですが、アウトドアーではなくて本当に街中を歩く靴という点からは、なかなかこれ以上の靴と言うのは見つけられないでしょう。
一番履く場面の多い、タウンユースに注力している、実際に履いて気に入るブランドではないでしょうか。
土踏まずとは、
土踏まず(つちふまず)とは、ヒトの足裏にあるアーチ形状である。土踏まずは片足に三箇所あり、それぞれ、前後方向、左右方向、水平回転方向の姿勢制御を容易にする。また、アーチ形状がバネのように作用することで、足にかかる衝撃を緩和させる役割もある。
直立二足歩行を行うことで次第に形成されるため、生まれたばかりの赤ん坊にはない。なお、直立二足歩行はヒト以外の動物にも見られるが、土踏まずが形成されるのはヒトだけである。
足に合わない靴を履くなど、足の使われ方によっては、土踏まずが正常に形成されないことがある。土踏まずが正常に形成されていない足を、扁平足と呼ぶ。ただし、外観上で確認できなくても、骨格としては形成されていることがあり、足裏が見かけ平らであっても扁平足とは限らない。
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